あなたの人生は、旅のようなものです。
どこへ行っても自由です。
でも責任はあなたがとらなければなりません。
それが自由の条件です。
人生の旅には、地図も必要です。
その地図は方向性を導き出すものです。
もしかすると、あなた以外の人が持っているかもしれないし、
あなたがもともと持っているのかもしれません。
他人の地図はあくまで、その人だからうまく行った地図かもしれません。
その地図を真似しても、あなたには合わないかもしれません。
だかにこそ、自分に合った地図を探す旅に人は出るのかもしれないですね。
人生で病気や事故、不幸な事などが起こった時に
あなたの代わりに他の人がそのことを代わってくれるでしょうか?
誰かほかの人が、あなたの代わりに旅に出ることが出来るでしょうか?
あなたの主治医、あるいは親・恋人・妻・夫・子供・友人があなたの代わりに
なってくれるでしょうか?
もっと健康になりたい・・・
この病気を改善したい
幸せになりたい・・・・
と思っているあなたに対して、ほかの人たちがどんなにあなたのことを助けたいと
望んでも、
まず、努力しなければならないのはあなた自身なのです。
このことは、うつや心の病気をもって辛い想いをしている人たちには
「こんなに辛いのにまだ、頑張れと・・・いうのか?」と反感を買う言葉かもしれません。
でも、私が言っているのは、頑張れ!とは違います。
あなたの人生という旅を生きているのは、あなた自身です。
誰かが助けてくれたとしても、あなたが自分に対して行っていることが
変わるわけではないのです。
つまり 本当の意味であなたを癒せるのは、
医師・治療家・カウンセラー・指導者・薬でもなく、
あなた自身です。
そのことに気づいてもらいたいと思っているのです。
他力本願ということばや責任転嫁という言葉があります。
自分の外が全て悪いという考え方です。
言い換えれば、 自分自身には何の問題もないという考え方です。
残念ながら、セラピーでは
その考え方(囚われ)が強い方ほど、
自分で癒すことが出来ません。
その囚われでブレーキがかかるからです。
そのことに気づき、
自分を癒すことは自分しかできない
と分かっている方達は改善が早い傾向にあります。
私はカウンセラーですが、「治す」という傲慢な気持ちはありません。
クライアントが回復するのをお手伝いさせていただく一助に過ぎないと
思っています。
そして、クライアントを私自身に依存させることもありません。
それよりも、私の場合は逆で
自立を促します。
なぜなら、
あなたの旅はあなたの足で歩いていくしかないからです。
一時期のあなたの足の支えにはなれるかもしれません。
しかし、足を骨折した患者はリハビリをして、
やがて 杖を外して、一人で歩いていくのではないでしょうか?
いつまでも、骨折が治らないのは、杖に依存して
自分の意志で「歩こう!」という意欲がないからなのかも
しれません。
あなたはどちらを望んでいるのでしょうか?
私は幼児性のあるクライアントの教育・コーチングをすることよりも、
気付きを促す関りが得意であり、心理療法の私の根幹です。
コーチングは本来 私の専門分野ではありません。
そのような父性的関わりで、コーチングすることは
不登校などの子供にカウンセリングする時以外は
本人のためにならないので、20歳を超えた大人に
教育的かかわりを私が進んで行うことはありません。
そちらを望まれている方は、コーチング専門家や
教育を専門にされている臨床心理士・教育カウンセラー等
にご相談ください。
自分で気づかない限り、人は根本的に変わらない
のではないか?と、臨床経験の中から考えています。
なぜなら、こうしなさい。と指示されたことは
そのことがうまく行かないと、「あの人がこう言った・・・からしたんだ。自分は悪くない」
なとど、悪く出た結果に対しては、全て他人のせいにする人が多いのです。
もちろん、きちんと分析できる人も中にはいますが、基本的に数は少ないです。
それは他力本願的な生き方ですよね。
変化を望むのであれば、 自分の内側から
自分を癒すことが、周りを癒すこと
そして世界を癒すことになるのです。
そのたった一つの事に気付けたら
明日から、見るあなたの景色は違うものになるでしょう。
自分が癒されると周りが変わります。
自分が満たされていると、周りが変わります。
(正確に表現すると周りを見るあなたの視点や心に変化があったからです)
そして、きっとあなたは素早い回復を見せるでしょう。
あなたの中の無意識と対話してみて下さい。
私が言っている意味が分かるならば、
楽になるでしょう。
あなたが自分の中から気づき、新しい好転のスパイラル
に入るような心理療法をさせていただいています。
大分 カウンセリング ヒプノセラピー専門カウンセラーの弥永がお伝えしました。